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- ケアレスミスを無くす、たった一つの方法
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医学部受験、歯学部受験でのケアレスミスは「受かる人が受からない」ことになりかねません。
そのことは分かっていて、気を付けているのに無くならないのがケアレスミスです。
例えば医学部受験、歯学部受験の数学で、問題文をちゃんと読まないで問題を解き進めてしまうことがあります。
(3)まで完答して「やった」と思っても、1点にもなりません。
使った時間が無駄になっただけです。
「正しいものを全て選べ」という問題なのに「正しいものを1つだけ答えてしまう」こともありがちなことです。
いずれも、問題文をちゃんと読んでいれば防げることです。
ケアレスミスの多い生徒と話すと「次、気を付けます!」と元気よく答えてくれます。
模試の当日、「今日は絶対に、つまらないミスしないぞ!」と強く思って試験を受けるようですが、結果としてケアレスミスは無くなりません。
そうです。
ケアレスミスは「注意する」といくら思っていても無くなりません。
試験が始まれば目の前の問題を解くことに夢中になり、注意しようという気持ちもどこかに飛んで行ってしまいます。
結局、答案用紙が帰ってきて「あー、またやっちゃった」となりがちです。
では、ケアレスミスを無くすことは出来ないのでしょうか?
そんなことはありません。
ケアレスミスは無くすことが可能です。
具体的には「自分のクセ」を知ることです。
試験を受けて、つまらないミスをやってしまった時、「なぜ、こんなことをやってしまったのか」を振り返ることが大切です。
振り返ることで、自分がミスをしがちなパターンが見えてきます。
「問題文をちゃんと読まないところがある」「計算用紙の使い方がよくない」「とにかく、先を急ぎたがる」ケアレスミスをしてしまう原因は人によって様々でしょう。
その中で、「自分はどうなのか」が分かっていれば、試験中に同じような場面が出てきた時に「まてまて」と、具体的に注意することが出来ます。
漠然と「ミスは絶対にしない」という気合だけでは、ミスは無くなりません。
そうではなく、自分のクセを知り、試験の最中にその場面になった時に、「ここはミスしがちなところだ」と具体的に注意することで、ミスは無くなります。
医学部受験、歯学部受験の前に、模試などでミスをしてしまったら「あの時、なぜあんなことをしてしまったのか?」を振り返って、自分のクセを把握してください。
そして、試験中に同じような場面が出てきた時にこそ「ここは危ないところだ」と気を付けるようにしてください。
「ケアレスミスを無くす唯一の方法」というタイトルで動画もありますので、併せてご覧ください。
メルオンYouTube動画:ケアレスミスを無くす、唯一の方法