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- 昭和大学歯学部総合型選抜をオススメする理由
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私立歯学部人気校の一つ、昭和大学歯学部で新たに総合型合選抜(AO入試)が実施されます。
昭和大学歯学部の歯科医師国家試験合格率は、東京歯科大学に近いものがありますが、歯学部受験生には上手く伝わっていないようです。
歯科医師国家試験合格率は単純に合格率を見るだけではなく、もう少し詳しく見なければ誤った認識を持つでしょう。
この辺りのことは、メルオンYouTubeの動画「歯学部受験生必見 真の歯科医師国家試験合格率とは」をご覧ください。
ちなみに昨年の歯科医師国家試験では、新卒出願者の合格率は東京歯科大学が80.7%、昭和大学歯学部は80.0%で、ほぼ同じでした。
昭和大学歯学部はこれまで学校推薦型選抜(推薦入試)は行っていましたが、志願者はそれほど多くありませんでした。
理科2科目が出題されることが歯学部受験生には大きな負担となっていました。
今回新規実施となる昭和大学歯学部の総合型選抜は、歯学部受験生にとって受けやすい歯学部入試です。
まず、受験資格ですが現役に加え1浪生も受験出来ます。
評定平均値での制限はありませんが、合格した場合は必ず入学する「専願制」です。
1次試験は活動報告書などの出願書類による書類審査ですが、恐らくほとんどの志願者は合格すると思います。
1次試験の評価方針ですが、調査書および入学志願票で「歯学部に対する熱意と意欲、将来のビジョン、高校生活の成績や日常生活の態度を評価します」とあります。
活動報告書では「学校生活や学校外での活動への積極性、個性や才能を評価します」となっています。
「誇れるような活動がない」と心配する受験生も多いと思いますが、他の人も似たようなものです。
スポーツなどで素晴らしい成績を上げた、という人はまずいません。
自分として頑張ったことを書けば大丈夫です。
入学志願票や活動報告書が心配な受験生は、歯学部入試に詳しく歯学部教員が求めることを分かっている人に見てもらうといいと思います。
もちろん、メルリックスオンラインでもお手伝いさせていただきます。
2次試験ですが教養試験、模擬授業およびテスト、面接となっています。
教養試験や模擬授業およびテストの内容については、メルオンYouTubeの動画「昭和大学歯学部総合型選抜はこんな試験です」をご覧ください。
昭和大学歯学部総合型選抜では、数学や理科が出題されません。
数学や理科に苦手意識を持つ歯学部受験生は受けやすい歯学部入試だと思います。
「理科2科目」ということで、昭和大学歯学部学校推薦型選抜(推薦入試)に尻込みしていた受験生もぜひ受験を検討してもらいたいと思います。