- 医学部・歯学部News
- 私立医学部入試を決めたら最初にやるべ き3つのこと
医学部・歯学部News
合格請負人田尻が大学ごとの入試対策から最新の私立医学部・歯学部の動向までを日々配信中
- 2025.04.01
- #一般選抜
- #推薦・学校推薦型選抜
- #AO・総合型選抜
私立医学部入試を決めたら最初にやるべ き3つのこと
この記事の目次
1.入試方式と試験内容を確認し、志望校を絞る
私立医学部の入試には、主に「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」の3種類があります。それぞれに求められる力や出題傾向が大きく異なるため、まずは自分に合った方式を見極めることが大切です。
● 総合型選抜(AO入試)
学力試験だけでなく、志望理由書や小論文、面接、探究活動なども重視する方式です。たとえば、金沢医科大学や東邦大学医学部、藤田医科大学などがこの方式を採用しており、高校時代に行った研究活動やボランティア経験などを活かせる場合もあります。
大学によって評価の基準や選抜プロセスがまったく異なるため、「この大学なら自分の強みが活かせる」と感じたら積極的に検討してみる価値があります。
とは言え、医学部入学者を選抜する試験ですから、学力はしっかりさせてください。また、志望理由書などの出願書類も「大学が満足する内容」のものを提出してください。
自分が満足するものではなく、大学が満足するものです。
岩手医科大学医学部の総合型選抜は、親を除く岩手医科大学卒業生の推薦が必要ですが、もしいなければ予備校に相談してください。少なくともオンライン個別指導メルオンでは、岩手医科大学卒業生の紹介を行っています。
● 学校推薦型選抜(推薦入試)
学校からの推薦を受けて出願する方式で、「指定校推薦」と「公募推薦」があります。
たとえば、福岡大学医学部や岩手医科大学医学部などが実施しています。こちらも面接や小論文、基礎的な学力試験が課され、学力と人物評価の両面で選抜されます。
出願条件として評定平均が設定されていたり、高校ごとの推薦枠が限られていたりするため、早い段階で高校の進路指導の先生と相談することが必要です。
私立医学部推薦入試では過去問を公表していない大学も少なくありません。そういった場合は、オンライン個別指導メルオンのように医学部受験に強い予備校に聞いてみるといいと思います。そういった予備校では過去に受験した生徒からの報告を持っていますので、ほぼ完璧に過去問を把握しています。
● 一般選抜(一般入試)
もっとも多くの受験生が受けるのがこの方式です。英語・数学・理科(2科目)を基本にした学力試験が課され、さらに小論文や面接を実施する大学もあります。
ここで注意したいのが、前期・後期で試験科目が異なる大学があるという点です。たとえば、金沢医科大学のように前期では英語、数学に加え理科2科目を課すのに対し後期では英語と数学だけになる大学もあります。
これとは別に昭和医科大学医学部のように、「数学に代えて国語」を選択することの大学もあります。また、東海大学医学部のように数学の試験範囲に「数学3・数学C」を含まない大学もあります。
日程や出題傾向だけでなく、科目の選択肢も比較して自分が有利になる大学を選びましょう。
また、私立医学部でも一部の大学は共通テスト利用入試を行っています。共通テストの成績だけで判定される場合もあれば、共通テスト+大学独自の面接や小論文を組み合わせるケースもあります。さらに、共通テストで合否判定に使われる科目の種類や配点が大学ごとに大きく異なるため、しっかりと調べておくことが重要です。
2.現在の学力を正確に把握する
志望校や受験方式がある程度見えてきたら、次にやるべきは自分の現在地を把握することです。私立医学部の入試問題は大学によって出題傾向がかなり違うため、まずは模試の成績や過去問演習などを通じて、得意・不得意を洗い出しましょう。
・ 数学は時間内に解ききれないのか、計算ミスが多いのか
・ 英語は長文読解が苦手なのか、文法が弱いのか
・ 理科はどの科目(物理・化学・生物)を選ぶのが有利なのか
こうした分析をすることで、「何を優先的に勉強すべきか」「どの参考書を使うべきか」といった具体的な対策が立てやすくなります。特に、物理と生物のどちらを選択すべきか迷っている場合は、自分の得意不得意や志望校の傾向から早めに判断するのがおすすめです。
3.長期的な勉強スケジュールを立てる
最後に必要なのが、継続的かつ計画的に勉強を進めるためのスケジュールづくりです。医学部入試は長期戦。ゴールまでの道のりを逆算して、年間・月間・週間の計画を立てていく必要があります。
まずは基礎固めから
特に数学・理科は、教科書レベルの基礎が抜けていると、応用問題がまったく歯が立たないというケースが非常に多いです。焦って問題集ばかり解こうとせず、最初は教科書や基礎参考書を丁寧に見直すことから始めましょう。
「医学部受験の定番」と言われる問題集をやりたくなるでしょうが、今の自分に本当に相応しい問題集か、を冷静に考えて下さい。
過去問演習は早めに導入
私立医学部では、大学ごとに出題形式や難易度が大きく異なるため、過去問演習は早い段階から始めるべきです。過去問を解いて、傾向や時間配分、頻出分野を把握することで、効率の良い学習ができます。
過去問を解くことで、「どこまでやればいいのか」、「自分は、どういった点を強化すべきか」が見えてきます。早めに過去問を解いてみて、自分がやるべきことを把握して無駄の無い学習を進めて下さい。
柔軟に計画を修正する
受験勉強は思い通りに進まないことも多々あります。模試の結果や過去問の出来に応じて、その都度スケジュールを見直す柔軟性も大切です。計画倒れにならないよう、「詰め込みすぎず、継続できるペース」で取り組みましょう。
4.おわりに
私立医学部入試は、確かにハードルが高い試験です。しかし、試験方式が多様である分、自分の特性に合った道を選ぶことができるという強みもあります。
まずは、情報収集と戦略の立案から。医学部受験の情報収集が大変なら、オンライン個別指導メルオンのように医学部受験に詳しい予備校に相談するといいでしょう。
ここで紹介した3つのステップをしっかり踏むことで、あなたにとって最も効果的な勉強法と受験プランが見えてくるはずです。
今日の一歩が、合格への一歩。焦らず、着実に、あなたの夢をつかみに行きましょう。