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昭和大学歯学部総合型選抜は、学力試験の無い入試

私立歯学部受験は、総合型選抜から始まり、学校推薦型選抜、一般選抜と続きます。
私立歯学部総合型選抜は、昨年から昭和大学歯学部も加わり12の歯学部で実施されています。
歯学部進学を最も早く決めることの出来る歯学部入試です。

 

昨年から実施されている昭和大学歯学部総合型選抜(AO入試)で大きな変更がありました。
まず、募集人員が1名増えて5名になりました。
ちなみに、昨年の昭和大学歯学部総合型選抜は、募集人員4名に30名が志願し4名が合格しています。

 

ここからが本当に重要なことです。

 

昭和大学歯学部総合型選抜で、最も大きな変更は試験内容です
昨年の昭和大学歯学部の1次試験は書類審査でしたが、ここは変わりません。
昨年の2次試験は英語、小論文、一般教養と模擬授業およびテスト、面接でした。
盛りだくさんの試験でしたが、今年の2次試験は「模擬授業および理解度の確認、面接」になりました。
英語、小論文、一般教養が全て廃止されました。

 

この変更で、昭和大学歯学部総合型選抜は、学力試験の無い歯学部入試になりました。
「模擬授業および理解度の確認」は、昭和大学の教員が70分の講義を行い、その講義内容についてのテストが行われます。
昨年は、新型コロナウイルスに関する講義でした。
面接は、歯学部の面接としては一般的なものでした。

 

昭和大学歯学部総合型選抜は、学力試験の無い歯学部入試になりましたので、歯学部受験を考えている受験生全員にチャンスのある入試といえます。
準備に、それほど負担が掛かるわけではありませんので、受験を検討するとよいと思います。

 

なお、メルオンYouTube動画でも詳しく解説していますので、そちらもあわせてご覧ください。

 

メルオンYouTube動画:【歯学部受験】昭和大学歯学部総合型選抜は狙い目!!「学力試験が無いから誰にもチャンスが」